野菜通信

京春菊

2017.11.25

野菜通信

From 池田 将義
毎度ありがとうございます。
寒い日が続いていますね。
野菜の相場は安くなる気配を感じられず
日によって波がある状態が続いています。
高値になったの経緯を振り返ると、
10月に上陸した台風22号あたりが起点となっております。
苗を畑に植える定植作業の直後の大雨は、
まだ根が張っていない苗を流してしまったり、
ビニールハウスを壊してしまったり…

冬季の出荷計画を大幅に狂わせている原因となっています。

また、今年の11月は例年に比べると気温が低い傾向にあるので
野菜の生育自体が鈍っているのも一因となっています。
野菜相場は需要と供給のバランスで決定されるので、
供給量が圧倒的に少ない今時点では需要が衰退しない限り高値が続く可能性が高いです。
若しくは、奇跡的に好天が続き野菜の生育が加速し、供給量が増えるか。
正直どちらも現実的には起こりにくいシナリオですが、
来週以降は少し気温が上がるようです。
少しでも安心して頂けるような価格設定が出来るように
最善を尽くしたいと考えています。
何卒ご理解くださいますようお願い致します。

今週の大田市場、野菜相場は上がっています

大変申し訳ありませんが、価格が上がってしまう野菜があります。
特にレタス類が目立ちます。
これらの野菜は常識の範疇を超える高値になっているので
弊社としましても、利益を頂く商品とは考えておりません。
ベストプライスをご用意させて頂いております。
また、幸いにも水菜が少し下がってくれているので、
サラダなどには水菜を使ってボリュームアップしてみてはいかがでしょうか。
常にお客さまに最善の策をお届けするためにも、
ご使用量を調整して頂けると幸いです。

その他価格が高くなっている野菜をご案内させていただきます。

・ 小松菜
・ ほうれん草
・ 長葱
・ 大根
・ 白菜
気温の低下に伴い、冬野菜の需要が高まり相場が上がっております。
この高値は3月頃まで続くと見ています。
シーズン契約の価格も産地からの要請があり少し値段を上げさせて頂く流れとなっております。
また、契約仕入は価格変動のリスクを最小限にする方法として非常に有効です。
新規のご契約枠は、3月頃にご用意することが可能です。
こちらについてご興味がございましたら、担当営業若しくは事務所までお気軽にお取り合わせくださいませ。
ちぢみほうれん草
京春菊
聖護院大根
紅しぐれ大根
レディ大根
紅くるり大根
くわい
えび芋
京芋
芽キャベツ