アボカド

2019.01.29

野菜情報

アボカド

アボカドは体にやさしい森のバターです

おいしく食べて栄養満点のアボカド
森のバターと言われるアボカドは、さまざまな栄養がバランスよく取れるヘルシーな食材として有名です。
実は果実の20%が脂肪分でできていて、これがあの濃厚な口当たりを生み出しています。
この脂肪は、不和脂肪酸というコレステロールを下げる働きを持つ、いわゆる健康的な脂肪。そのほかにも、各種ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。
健康に高い意識を持つ現代人にとって、魅力ある食材のひとつなのです。
アボカドは、6〜25メートルほどの木になる果実です。主に中南米で生産されていて、最大の生産国はメキシコ。日本では全体の98%以上をそのメキシコからの輸入に頼っています。
その栽培の歴史は古く、確かなものでは13世紀頃、インカ王の墓からアボカドの種が見つかったことが記録されています。
後にアメリカやヨーロッパに渡り、日本に伝わったのは今から100年ほど前のことだと言われています。
アボカドの主な効能としては、血中の悪玉コレステロールを下げ、その上コレステロールそのものの吸収も抑えます。
また、リノール酸やリレノン酸が豊富なことで、肌の乾燥を防ぎ、ビタミンEも多いことから、その美肌効果も期待できます。
動脈硬化の予防に効果的なオレイン酸、高血圧防止に役立つカリウムなども多く含まれ、挙げればきりがないほどです。
濃厚なわりに癖のない味わいのアボカドは、オリーブオイルやマヨネーズばかりでなく、醤油やわさびといった和の素材とも相性がよいのが特徴です。
加えてヘルシーで健康的、となれば、これを食べない理由が考えられないほどです。
たくさんの栄養素をバランスよくおいしく摂れることが、アボカドの最大の魅力なのです。
アボカドはとても脂肪分が高い果物です。
「森のバター」と呼ばれていることはあまりにも有名ですね。
アボカドはそれだけ栄養価が高く、そして健康的な果物なのです。
野菜だと思っている人も多いと思いますが立派なフルーツなのですよ。
ガン、動脈硬化、老化予防の効果があるとされているビタミンEを含んでいます。
他にも各種ビタミン、鉄やリンといったミネラルが豊富です。
脳梗塞、心筋梗塞、高血圧の予防に効果があるカリウムも豊富です。
むくみなどにも効果があるので女性にとっても嬉しいですね。
さらに森のバターと言われるほど脂肪分が多いのが一番の特徴でしょう。
アボカドの脂肪分というのは20%にもなります。
脂肪分と言っても健康にいい脂肪分です。
血液をさらさらにする作用やコレステロールを減少する作用がある不和脂肪酸が主体です。
食物繊維もとても多い果物で便秘の予防に効果があります。
脂質の80%はリノール酸やリノレン酸です。
これらには若々しさを保つための成分がたっぷりです。
女性にとって嬉しいコエンザエムQ10なども含んでいますが、ビタミンEやカロテンなどと共に美しさや若々しさを保つため、アンチエイジングに大きな効果があります。
100gあたり187kcalという高いエネルギーがありますので疲れたときや夏バテなどにも最適なのです。
おいしいアボカドは皮につやがあるもの、しなびておらず弾力のあるやわらかさがあるものが食べ頃であり新鮮なものです。
表面の皮の色が緑に黒味が付き始める頃のものを選ぶのがおススメです。
真っ黒になってしまったものは熟しすぎですので注意しましょう。
アボカドはサラダなど生でいただくのが一番でしょう。
わさび醤油をつけるとトロのような味を楽しむことができますよ。
果物としても栄養価の高いアボカドでアンチエイジングしませんか?