野菜通信 相場レポートと薬味野菜の特集

2018.07.13

野菜通信 相場レポートと薬味野菜の特集

From 池田 将義
毎度ありがとうございます。
広島をはじめ、西日本を中心とした豪雨の被害、胸が痛みます。
被害に合われた皆様方には心からお見舞い申し上げます。
小さなお子さんが亡くなった話など、同じパパとして苦しい限りですが
起きてしまったことは戻せないので
僕たちは前に向いて、しっかりと世の中に貢献することを
大切にしていきます。
ニュースでは農林水産の被害が200億円を超えてしまったようです。
今の主力産地ではありませんが
物流の乱れも相まって野菜の価格も高くなり始めております。
お天気相手の商売は本当に難しいです。
先日、植物工場の視察に行ってきましたが、この先を考えると
これが葉物野菜の主流になることも十分に考えられます。

植物工場のレポートは、編集後記に記載させて頂きます。
今週はこだわり野菜のご紹介を縮小して
野菜相場の見通しをご案内させて頂きます。
 


今週の大田市場、野菜相場は上げています。

最近の暑さが続いていることが原因となり
葉物野菜の上昇が目立ちます。
品質の部分でもご迷惑をおかけしていると思います。
大変申し訳ありません。
また、先日の大雨被害で関西方面の野菜は品薄になっています。
万能ねぎ (九州産)
小ねぎ (九州産)
みょうが (高知産)
ほうれん草(岐阜産)
ほうれん草、小ねぎは違う産地もあるので、手配はしていますが
全体数が減っている状況につき少し高くなっています。
野菜の中でも特に葉物と根菜は暑さに弱いものが多いです。
夏の季節は比較的涼しい東北、北海道と標高の高い長野県や群馬県が
主力産地となります。
これらの産地では関東とは気温が8〜10℃違うので
栽培環境としては最適な箇所です。
美味しい野菜の絶対条件は「昼夜の寒暖差が大きいこと」が挙げられます。
東北、北海道遠方での栽培が多く
運賃の高騰の影響も少しはあるようです。
価格が上がっている野菜です。
・大根
・長葱
・きゅうり
・水菜
・ほうれん草
・小松菜
・にら
 
今回の大雨では西日本が取り上げられておりますが、
北海道も大きくダメージを受けているようです。
大根や長ネギなどは北海道産がシェアの多くを占めています。
また、この夏に収穫される芋、玉ねぎなど、不安要素が残りますが
お客さまにとって最善を尽くしますのでご理解頂けると幸いです。


今週は夏の涼味には欠かせない薬味野菜を特売でご用意します
薬味3選
まずは夏野菜の3品です。
・茗荷子
・大葉
・しし唐
大葉、みょうが子の定番薬味はサラダに加えてみてはいかがでしょうか。
しし唐は生食できませんが、添え物におすすめです。
スプラウト各種
上の段はマイクロリーフです。
ベビーリーフよりも更に小さい芽野菜です。
左より
・デトロイト
・アマランサス
・スイスチャード
全てが混ざっているMIXがおすすめです。
下の段はスプラウトです。
左より
・ブロッコリースプラウト
・赤キャベツスプラウト
・マスタードスプラウト
赤キャベツスプラウト
その中でも特におすすめは
「赤キャベツスプラウト」です。
軸が濃い赤色をしているので緑のものと組み合わせると
お料理が華やかになりますね。
ぜひお試しくださいませ。
パプリカ
パプリカは赤、黄色がメジャーですね。
弊社でも1日10ケース以上販売させてもらっている
人気野菜です。
もう1色、オレンジを加えてみるのはいかがでしょうか。
色が一つ増えると華やかになりますし、こちらは安定入荷しているので
一押しです。
彩りトマトと茗荷
彩りきれいな「彩トマトMIX」も入荷しています。
今の時期は内容がマチマチですが、面白いトマトが入っているので
きっと楽しんでもらえると思います。
とうもろこし
今週の特売です
※大変申し訳ありませんが、7/17火〜7/21土までの期間となります
・本わさび(50gサイズ)
・茗荷
・パプリカオレンジ
・赤キャベツスプラウト
・とうもろこし

上記5品をご用意しました。
夏の旨野菜は次回ご案内しますね。
・とうもろこし
白系も入荷しています
・ズッキーニ
黄色も入荷しています
・水茄子
生で食べられる茄子です
こんな美味しい野菜が勢揃いです。
お楽しみに〜


編集後記…
植物工場は野菜の未来を変える可能性が十二分にあります
100g程度のレタスを40日で栽培できるようです。
生育工程をご案内させて頂きます。
 
①種を専用のポットに起き発芽を待ちます

②2日程度で発芽します。

③1周間程度でこの程度まで成長

④その後、専用のポットに植え替えて生育ラインに

↑このラインでは水の上にウレタンシートが浮いている構造となっており
水が循環しております
⑤25日程度でここまで成長します

⑥グングン成長し、40日でこの大きさに
これを50日程度まで栽培すると250g程度まで成長することも可能とのことでした。


植物工場では無菌状態で自然に左右されることなく
最適環境にてお野菜が作られていました。
水は循環をしているので、2万円程度しかコストが掛からないようです。
問題は電気代のようです。
小さな研究所にお邪魔しましたが、この規模感で月に30万円と高いです。
今は原発周辺の電気代が安いエリアに工場を作っているようですが
まだ助成金に頼っているのが強いように見受けられましたが
工場の設備コストなどがもう少し下がってくれば間違いなく流れが変わると感じました。
同業の野菜の卸会社の人たちは植物工場に否定的な方が多いですが
サンプルもすごく日持ちするし長期間納品ができない豪華客船飛鳥にも採用されているようです。
弊社でもテスト導入をする流れで動いております。
最後までお付き合い頂き有難うございました!