ラズベリー フランボワーズ 仕入れ

2019.01.29

フルーツ情報

ラズベリー フランボワーズ 仕入れ

小さいけれど存在感たっぷり 風味豊かなラズベリー

ラズベリーはキイチゴの仲間で、直径1〜2cmほどの赤や黒、紫の実をつける植物です。
キイチゴの仲間は日本でもたくさんの野生種がありますが、ラズベリーは16世紀から17世紀頃にイギリスで栽培が開始されました。
1〜2cmほどのかわいらしい実をつけるラズベリーは、フランスではフランボワーズと呼ばれ、主に洋菓子やリキュール、ジャムなどに使われています。

日本では、国内市場のほぼ大半をアメリカ産のものが占めています。
国内では北海道や長野など一部の地域で生産を開始していますが、全体の1%程度。ほぼ輸入に頼っているのが現状です。
国産の旬は6〜9月頃と限られますが、輸入のおかげで特に旬に関係なく、1年中市場に出回り手に入れることができます。
ラズベリーの果肉は、他のベリーに比べて甘味と酸味が強いのが特徴です。生で食べるほか、特にジュースやゼリー、ジャムやシロップに加工されることが多いようです。
また、その見た目の色合いやかわいらしさから、お菓子のトッピングにもよく使われます。

このラズベリーには、脂肪燃焼効果がある物質やポリフェノールやビタミン類、カルシウムも多く含まれます。また、ペクチンという食物繊維も豊富です。
そのおかげで抗酸化作用にも優れ、アンチエイジングや老化防止などの効果も高いと言われています。
この小さな果実は、栄養価の高さや、風味豊かな味わいで、ベリーの中でも存在感を放っているのです。