産地レポート@茨城 1024

2019.10.26

産地レポート

産地レポート@茨城 1024

From池田 将義

 

台風による大雨の影響を受けている野菜たち。

例年に比べて今年は少し高い価格で推移しています。

秋の時期の台風は冬の生産高にも影響があるため
積極的に畑を視察しに行っています。

今週は茨城県のVFS県西という全農さんとの商談を兼ねて視察に行ってきました。

この地域ではキャベツ、白菜、葱、レタスを中心に作っている産地です。

 

 

キャベツです。
ふむふむ、順調だ、、と思っていたら生育が悪いよう。

産地の方が言うのは定植後に40日経過しているのに外葉が育っていないと。

畝間の隙間が多いから、生育が遅れていると。

全農の職員さんの話では

・平均気温の積算で800度程度の日数が必要(20度であれば40日ということ)
・葉の枚数が80枚になったら収穫タイミング
・収穫が遅くなると「とう立ち」して味が落ちる

今年は大雨の後に晴れていないから湿気が多くカビ系の病気が増える可能性が大きいそうです。

   

長葱も畝間(うねま)が激しく泥濘んでいるので収穫が困難な模様。

同じくお米も収穫タイミングが遅れているようで農家さん困っているようです。
米は収穫用のコンバインがあるのですが、濡れていると故障の原因になるから使えないそうです。

 

レタスも、少し小さいのでまだ収穫には早そうです。 

 

生産者さんが収穫したものは全農の出荷センターに持ち込まれ

人が介在し丁寧に箱詰めされています。

やっぱりサニー小さいんです。
すぐに仕入れ契約はできないので一旦経過観察をします。

 

 

トラックに積まれてお野菜は僕たちの元に走ってくれます(^^)

 

毎回産地に行って感じることは
作る人、届ける人、使う人、食べる人が繋がっているんですね。

僕らも届ける一旦を担っておりますが
本当に多くの人が支えてテーブルの上に乗ります。

生産者さんの思いも一緒に運べる八百屋として精進します!