知らないことがまだたくさん!新種みかん「甘平」

2019.01.31

フルーツ情報

知らないことがまだたくさん!新種みかん「甘平」

■歴史と産地
「甘平」(かんぺい)は2007年に品種登録されたばかり。まだ歴史の浅いみかんです。
1990年代に、ジューシーな「西之香」と「不知火」を交配して誕生しました。
画像はのま果樹園さんより
品種改良されたみかんって実はこんなにあるんですね。
今、みかんの消費量が減っていることを問題として立ち上がった「東大みかん愛好会」がテレビ番組「マツコの知らない世界」のみかん特集でこの「甘平」を取り上げて話題になりました。
甘平は、愛媛県のオリジナル品種なので愛媛県でのみ作られていて、
「愛媛の頂上柑橘」なんて呼ばれているほどです。
主に愛媛の宇和島市や伊方町、八幡浜市などで作られています。
■特徴
甘平(かんぺい)の極めて薄い外皮の中に、シャキッとしたあまい大粒の果肉がギッシリ詰まってます。
最近の新品種の柑橘の特徴として種がほとんどありません。
大きいけれど、繊細な味を持つ甘平。

また驚異的な甘さで、柑橘の大トロとも呼ばれる濃厚な甘みの「せとか」にひけを取らない優秀柑橘です。
また皮が薄いため、夏~秋の間に雨が少ないと皮が割れてしまったりと育てるのも本当に大変です。
限定されたエリアだけで栽培されていて、生産者もまだ少なく、一般的に1個300円~500円程度(サイズによる)となる高価な品種になっています。
デコポンと比べると値段は約4倍ほどになります。
そんな中、2016年に超高級かんきつブランドの新品種が登場しました。
その名も「愛媛Queen(クィーン)スプラッシュ」。
1個の想定価格が1,000円超えのまさしくQueenなみかんです。
甘平の大きさは不知火(デコタンゴール)と同じくらいの大きさで、外観は扁平な形が特徴です。
温州みかんのように皮が薄い為、手で簡単にむけ、じょうのう膜もとても薄いので袋ごと食べられます。
酸味が少ない為、ジャムに加工したりせずに生食がおすすめです。
1月下旬から果実の糖度は13度以上となり、クエン酸含量も1.1%程度まで下がるのでこの時期がおすすめです。
また果物に含まれる水分量は多く、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養分が多く含まれ、重さや容積に対して低カロリーのため女性におすすめフルーツ。

■美味しい甘平の特徴
持ったときにずっしりと重みを感じ、表面がなめらかなもの。
また、皮が濃く色づき、張りとツヤがあるものを選びましょう。
皮がフカフカになっているものは、なるべく避けましょう。

■保存方法
直射日光の当たらない冷暗所で保存。
4~5日くらいでなるべく早く食べていただくのがおすすめ。
冷蔵庫に入れる場合は、ポリ袋に入れて乾燥を防いでから野菜室へ。
みかん農家の方々が経験と知識を結集して、みかんを高級な贈答品になるまで品種改良した高級みかん「甘平」。
食べればすぐに普通のみかんとの違いが感じ、この価格も納得して頂けると思います。
「ふるさと納税」でもこの甘平みかん、手に入れることは可能です。
自宅で楽しんでも、贈りものとしてもよろこばれる「甘平」を一度お試ししてみてはいかがでしょうか。