二日酔いには実はシジミよりしめじが効果的!

2019.02.27

野菜情報

二日酔いには実はシジミよりしめじが効果的!

きのこの栄養は ビタミンB1、B2や、エルゴステロール、食物繊維を多く含んでいる特徴があります。
二日酔いの朝、シジミの味噌汁は温かくて、とてもホッと出来て美味しいですよね。
『二日酔いにはシジミの味噌汁!』
は有名な話。
では、なぜシジミのお味噌汁なのか・・・
それが「オルチニン」
オルチニンの効果は、肝臓を元気にしてくれ、二日酔いだけではなく疲労回復や美容まで助けてくれる成分として注目されています。
その中でもオルニチンを多く含んでいる一番有名な食品としてよく言われるのがしじみ。オルニチンのサプリにもよく使われています。
・・・ですが、しじみよりもオルニチンを多く含んでいる食材がしめじやえのき、ブナピー、マイタケ、しいたけ、エリンギ、などのきのこ達。
以下のデータでもわかるようにしめじはオルニチンの量がなんとしじみの7倍。
食品 オルニチン量(/100 g)
シジミ 20 mg
ぶなしめじ 140 mg
ブナピー 110 mg
霜降りひらたけ 50 mg
エリンギ 30 mg
マイタケ 10 mg
※ホクト株式会社発表データ参照
【二日酔いになる時のメカニズム】

お酒のアルコールは体内に入ると肝臓に運ばれて酵素によってアセトアルデヒドに変化します。
そのアセトアルデヒドはまた別の酵素により酢酸に分解されるのですが、お酒を飲む量が
アセトアルデヒドを分解するスピードより多くなってしまうと、アセトアルデヒドが体内に溜まっていってしまいます。

この「アセトアルデヒド」には毒性がある為、アセトアルデヒドが体内に溜まってしまう事が二日酔いの原因になっているようです。
しめじの食べごろ
しめじの旬は秋で、10月から3月頃に最盛期を迎えます。美味しいしめじを見分けるポイントは、カサに弾力があってしっかりしているもの。カサがしなしなだったり、柔らかくなっているのは鮮度が落ちている証拠。
お勧めの食べ方
しめじは、味にクセがなく、色々な料理に合わせることができる万能野菜。食感も多様されています。
きのこの汚れの落とし方
実はきのこはあまり水洗いしなくてOK。
逆に洗った方が良いきのこは、なめこやマッシュルームです。きのこには水溶性の栄養も含まれている為、水洗いすると栄養素や風味が消えてしまったり、水分を吸って食感が落ちたりしてしまいます。
どうしても汚れやオガクズ等が気になるときは、調理する直前に軽く洗ってもOK。
今回は短時間調理でありながら香りや食感を残しきのこの栄養も逃さないおすすめの食べ方ご紹介します。
本当に簡単(笑)
「しめじのポン酢バター」
材料
★しめじ 1パック
★バター 大1/2
ポン酢 大1
葉ネギ 1本
材料★をラップをして耐熱皿に、500Wの電子レンジで4分ほど加熱し、葉ネギを散らす。
たったこれだけ!!
このレシピポン酢と塩少々をさらに加えて茹でたパスタに和えても美味しくておすすめ♪