業務用ハーブの仕入れ

2019.01.29

野菜情報

業務用ハーブの仕入れ

ハーブ

ハーブは一年を通じて一定の需要がある野菜の一つですね。

最も馴染みのあるバジルをはじめイタリアンパセリやセルフィーユ。

カフェや洋食では欠かせない食材と言っても過言ではないはず。

相場はアップダウンが激しく、

真夏には葉の色の緑色が薄くなり品質が低下し、高騰します。

真冬にも日照不足などの要因で色が薄くなってしまうので

常に産地の動向を注視しながら

良い産地、良い荷主(生産者)などを選別する力が必要になります。

春秋などの安定している時期は価格が暴落する局面も多々ありますが
どちらかというと攻めて安く買う商材ではなく

安定仕入れ、安定供給が必要になる商材として私どもは取り扱っております。

ハーブは古来地中海地方では薬草として重宝されてきました。

数ある薬草の中で毒性が無く、肉や魚を保存するための防腐、殺菌力の高いものが
料理の味付けに役立つとして西洋料理に欠かせないものとなったようです。

ハーブを使ってお料理をさらに華やかに美しく美味しく楽しく。。。

西洋野菜は業務用野菜のTSUKASAにお任せくださいませ(^O^)/

昨年あたりからモヒート需要がありスペアミントの需要が高まっています。

TSUKASAでは潰し用のスペアミントを手配して徳用大袋で販売を進めております。

こちらは入荷のない時もありますので、事前にご予約、ご相談いただいているお客様優先になりますが

産地としては収穫適切時期を外してしまった「葉っぱの大きくなり過ぎた」ものが商品として
販売できることに喜んでいます。

ハーブは味付け要素と同じくらい飾りの要素があるので

葉っぱが大きいものはNGとなっています。

特にペパーミント、スペアミント、セルフィーユは形状にウエイトを置いており
日々苦労しています(笑)

もともとは地中海地方や暖かい場所が原産地のものが多いので
寒さにはとても弱いです。
特にバジルは寒いとすぐ黒ずんでしまいます。

暮らしに取り入れたいおいしいハーブ

近ごろぐんと身近になってきたハーブ。雑貨店で見かけるアロマオイルやハーブティー、近所のスーパーマーケットでパック詰めされた料理用のものなど、手軽に買うことができるようになりました。
本来ハーブとは、「私たち人間の暮らしに役立つ植物」として定義づけられています。そしてその中で、薬効や効能が強い薬草や薬用植物と、料理に使われる香草や香味植物と分けられます。
この中で料理に使える食用ハーブには、バジルやローズマリー、タイムやミントなどがよく知られています。

これらのハーブの効能は、主に次の4つがあるといわれます。
まずは老化防止。抗酸化作用を持つビタミンやカロチン、ミネラルやポリフェノール、クエン酸などの有効成分が多く含まれています。
次に免疫力アップの効果。細菌やウイルスから身体を守る抵抗力をつけ、免疫力をアップさせます。そして、食物繊維が豊富な上に薬効も期待できる。
健康を求める現代の人々が注目する理由は、ここにあるのもしれません。

実はハーブと人間との関係は、かなり古くから始まっていることが知られています。
原始時代、獣肉の腐敗を防止するため、またその腐敗臭を防ぐために、マジョラムやタイムを使用していたことがわかっています。
古代エジプトでは、油薬や食用に、またミイラの保存にシナモンなどが使われていましたし、古代ギリシャや中国の漢方など、医学の分野でも薬効を持つ薬草との関わりが存在しました。
このように、はるか昔から人類は、自然にハーブを暮らしの中に取り入れ、役立てて生きてきたのです。

一時期、アロマテラピーやハーブティーなどが流行し、たくさんの種類が紹介されるようになりました。
料理用品種やレシピも充実してきて、普段の家庭料理にも気軽に使う人たちが増えてきたのです。
例えば、ネギのように細かく刻んで薬味代わりにしたり、スープやサラダの上に散らしたり、サラダに加えたりなど、いろいろな食べ方があります。
トマト料理やチーズとの相性がいいバジルは、やや大きめに手でちぎり、パスタに添えてみたり、トマトやチーズと一緒にサラダとして使います。
また、タイムやローズマリーは、肉料理や魚料理で素材に下味をつける時、臭みを消し、香り付けをするために使われます。
実はタイムやローズマリーは、消化を促進する効能も合わせ持っています。香り付けだけでなくさらには身体への効果も期待できる、というわけです。

このようにハーブは何も特別なものではなく、ひとつの食材として、普通に家庭料理の中に溶け込んできています。なくてはならない食材になる日も近いかもしれません。
こだわりのハーブを求める声が、これからどんどん、聞こえてくるようになるのではないでしょうか?